我が子が成長し、初めて友達のうちでお泊りをすることになったら、まずは何を考えますか?
どんな準備をすればいいか、何を持って行けば喜ばれるか、どんなマナーを守るべきか、心配になってくるのではないでしょうか。
親にとっても子にとっても、お泊り会の参加は、ビッグイベントであるからこそ、いろいろな不安や疑問を持つことも当然のこと。
お泊り会は子どもたちにとって、最高に楽しく過ごさせてあげるためにも、親としてしっかり準備をしてあげることが大切です。
中でも一番頭を悩ますのは、お泊り会に持って行く手土産の選び方や、マナーを事前に教えておくことかもしれませんね。
そこで、今回の記事では、
- 友達の家でのお泊り会に持っていく手土産例
- 手土産を選ぶポイント
- 守りたいマナーについて
- 手土産に避けた方が望ましいもの
についてまとめてみました。
お子さんがお泊り会を楽しみ、楽しく心地よく過ごせるようなサポートの参考にしてみてください。
友達の家でお泊り会に子供に持たせたい手土産

お子さんが友達の家でお泊り会をすることになったら、小さな心遣いともなる手土産。
子供たちが喜ぶだけでなく、大人同士もコミュニケーションを深めることに繋がります。
子供にとっては大きな冒険でもあるお泊り会。
そんな、お子さんの大きな冒険お泊り会にピッタリの手土産とポイントを紹介します。
- お菓子の詰め合わせ
- 手作りのお菓子類
- パックジュース
- 果物
- ミニゲームやトランプ
- 手土産を選ぶときのポイント
お菓子の詰め合わせ

お菓子は子供たちにとって最高のプレゼント。
色々な種類があると、分け合って食べる楽しみが生まれますよね。

ただし、アレルギーには注意して選んでくださいね。
手作りのお菓子類


手作りのお菓子類は、なんといっても愛情がたっぷりこもった手土産。
お子さんと一緒に作れば、お泊り会前の良い思い出にもなります。
また、友達やその家族にも温かみを感じてもらえるはずです。
パックジュース
子供達が遊び疲れたときのリフレッシュにぴったり。
小学生同士の遊びは体力を使うので、リフレッシュできるジュースは喜ばれます。
ペットボトルよりも処理が簡単でかさばらないパックタイプがオススメです。



蓋をあけっ放しで溢れた時にドバドバ溢れすぎる心配もなく、もしもの時の対処も簡単よ。
果物
季節の果物は見た目にも鮮やかで、お泊り会のテーブルを華やかにしてくれます。
また、ビタミン類も摂れるので、子供たちの健康にもいいですね。
翌朝のデザートに出てくると、きっと子供も特別感を感じるはず。
ミニゲームやトランプ


お泊り会では遊びが中心。
簡単なボードゲームやトランプなら、場所を取らずにみんなで楽しめますよね。
コミュニケーションが深まる良い機会になります。



小学生の頃には、UNOが流行っていた記憶があるわ。
手土産を選ぶときのポイント
- 相手の家族にアレルギーがないか確認する
- 持ち運びやすさを考える
- 過度に高価なものは避ける
相手の家族にアレルギーがないか確認する
小学生でもアレルギーを持っている子はいます。
事前に子供同士もしくは、親同士で確認しておけば、不安もなくみんなで楽しんでもらえますよね。


持ち運びやすさを考える
子供が自分で運べるサイズや重さのものを選びましょう。
大きすぎると負担になってしまいます。
過度に高価なものは避ける


お泊り会は気軽なイベントでもあります。
あまり高価な手土産は、かえって相手を困らせたり、恐縮させてしまうことも。



逆に気を遣わせてしまうことになってしまうよね。
友達の家でお泊り会で気を付けたいマナー
お泊まり会という楽しい時間を過ごすためには、お泊りのマナーを守ることも大切です。



友達と楽しい時間を過ごし、良い思い出を作れるよう親としてサポートしてあげたいもの。
お泊り会でのマナーを守ることで、友達やその家族との関係もより良いものになるはず。
では、どんなことに気をつけたらいいのか、見ていきましょう。
- 事前の約束を確認
- 挨拶はしっかりと
- 手土産を忘れず
- 荷物は最小限に
- 食事やお風呂のマナーを守る
- 相手の家のルールを守る
- お礼の言葉を忘れずに


事前の約束を確認する
お泊り前に、子供が友達とどんな約束をしているのか、親同士でしっかり確認しましょう。
「何時までに寝るのか」「どんな遊びをするのか」など、基本的なルールを把握しておくことが大切です。
挨拶はしっかりと
お泊り会が始まる前に、子供には友達の家のドアをノックしてから入ること、そして相手の家族に対してしっかり挨拶することを教えましょう。
また、帰るときには「遊んでくれてありがとう」「楽しかったよ」とお礼の言葉をきちんと伝えることも、子供と話をしておきましょう。


手土産を忘れずに
手土産は、お泊り会のマナーの1つです。
小学生のお子さんが友達の家に持って行く手土産は、シンプルで食べやすいものがおすすめです。
例えば、お菓子の詰め合わせや季節の果物などが良いでしょう。
ただし、相手の家庭のアレルギーについて事前に確認しておくことが大切です。
荷物は最小限に


お泊りに必要なもの(着替え、歯ブラシ、タオルなど)は、事前にリストアップして準備しましょう。
荷物はできるだけコンパクトにまとめ、子供自身で管理できる量にしましょう。



私が子供の頃、お泊まりの時に一緒にお手紙をかきたくて、レターセットを持っていったの。そうしたら、着替えや下着類を忘れた経験があるわ。結局友達に貸してもらったの。
食事やお風呂のマナーを守る
お泊り先での食事やお風呂の時間には、マナーを守ることが重要。
「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶を忘れずに。
また、お風呂を使わせてもらう場合は、入る前と出た後に丁寧に挨拶をし、規則を守って使わせていただきましょう。


相手の家のルールを守る
友達の家には、その家のルールがあります。
例えば、「テレビは何時まで」とか「ゲームは〇時間まで」といったルールを守ることが、お泊り会をスムーズに楽しむコツです。
事前に子供にその家のルールを、相手の親御さんから聞いておいて、子供に教えておきましょう。
お礼の言葉を忘れずに
お泊り会が終わった後、お子さんが無事に帰宅したら、親として友達の家族に感謝の言葉を伝えましょう。
電話やメッセージ、手紙など、形式は問わないので、心からの感謝の気持ちを伝えることが大切です。


友達の家でのお泊り会で手土産が不要なパターンとは?
小学生が友達の家にお泊りする際に、親しい関係の場合など、手土産が不要なケースもあります。
ですが、親しい関係でも日頃のコミュニケーションや感謝の気持ちの伝え方が大切になります。
手土産が不要な場合でも、相手への思いやりを持つことが、良好な関係を維持する秘訣です。
では手土産が不要とされるパターンについて解説していきましょう。
- 事前に「手土産なし」で合意している場合
- 親しい関係でお互い様の場合
- 短時間のお泊りや遊びの延長の場合
- 相手の家から「手土産不要」と言われた場合
- 手土産不要でも大切なこと
事前に「手土産なし」で合意している場合
最も明確なパターンは、事前に親同士で「手土産は不要」となっている時。
お互いの理解と合意のもとであれば、わざわざ手土産を用意する必要はありません。



お泊り会が頻繁に行われるような親しい間柄の場合によく見られるわ。
親しい関係でお互い様の場合


子供同士がとても親しく、親同士も日常的に助け合っているような関係の場合は、手土産を持たせることが逆に気を遣わせてしまうことがあります。
「お互い様」の関係では、普段からの小さな気配りが大切にされるため、特別なお泊り会の際に手土産を持たせる必要はないとされることが多いです。
短時間のお泊りや遊びの延長の場合
お泊り会と言っても、夕方から夜にかけての数時間遊んで、そのまま夜遅くに帰宅するような短時間の場合もあります。
また、日中に遊んでいるうちに「今夜はうちに泊まらない?」という流れで急遽お泊りになるケースも。これらは、手土産を準備するほどの事態ではないと考えられます。
相手の家から「手土産不要」と言われた場合
事前に相手の親から「手土産は何も持ってこないで大丈夫ですよ」と伝えられた場合も、もちろん手土産は不要です。
この言葉は、相手の家庭が気軽にお泊りを楽しんでほしいという思いなので、素直に従いましょう。


手土産が不要な場合でも大切なこと
手土産が不要とされる場合でも、以下の点には気を付けましょう。
- お礼の言葉を忘れずにマナーを守る
手土産不要の場合でも、お泊り会が終わった後にはお子さんを通じて、または親御さん同士で感謝の気持ちを伝えることが大切です。
基本的なマナーをお子さんが守れるよう、事前にしっかりと教えておくことが重要です。
友達の家でお泊り会で手土産に選ばない方がよいものは?
手土産を選ぶ時は、子供たちの安全や健康、そして相手の家庭の事情を考慮に入れた上で、適切な手土産を選ぶことが大切です。
心遣いの手土産ですが、中にはお泊り会で手土産に避けたほうが望ましいものもあります。



配慮のある選択を心がけたいですね。
- アレルギーを引き起こす可能性のある食品
- 高価すぎるもの
- 保存が難しいものやすぐに傷むもの
- 大量のもの刺激が強いスナックやお菓子
- 個人の趣味に合わせたもの
- 騒音をだすおもちゃ


アレルギーを引き起こす可能性のある食品
小学生の中には、特定の食材にアレルギーを持っている子供もいます。
ナッツや卵、乳製品など、アレルゲンとして知られている食品は避けましょう。
手土産を選ぶ前に、お泊り会を開催する友達の家庭にアレルギーの有無を確認することが理想的。
高価すぎるもの
お泊り会はカジュアルなイベント。
高価すぎる手土産は、相手の家庭に気を使わせてしまう可能性も。
子供たちが楽しく過ごすことが目的なので、親しみやすく、気取らないものが好ましいです。


保存が難しいものやすぐに傷むもの
お泊り会の際に持たせる手土産は、保存が簡単で日持ちするものが最適。
生鮮食品や冷蔵が必要なもの、すぐに傷むものはなるべく避けましょう。



相手の家庭の冷蔵庫のスペースも限られているかもしれないわ。
大量のもの
手土産を持たせる際は、量も考慮する必要があります。
大量に持たせてしまうと、相手の家庭で消費しきれないことも。
小さな家庭向けのパッケージや、分けやすいものを選ぶのがおすすめです。
刺激が強いスナックやお菓子


子供たちはお菓子が大好きですが、刺激が強いスナックや、カフェインを含む飲料などは避けた方が無難。
興奮して夜更かししてしまう可能性もあるため、子供たちが穏やかに過ごせるようなお菓子を選びましょう。
個人の趣味に合わせたもの
お泊り会に参加する子供たちの好みは当然ながら様々です。
特定のキャラクターや趣味に特化したものは、全員が喜ばない可能性も。
一般的に受け入れられやすいアイテムを選ぶのが無難です。
騒音を出すおもちゃ


夜間のお泊り会では、静かに過ごす時間も必要です。
音が大きい玩具や楽器類は、相手のご家庭だけでなく、他の家庭の迷惑になることもあるため避けるべき。



お泊り会では、静かに遊べる手土産が望ましいわ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子供が友達の家でお泊り会を楽しむ際、親として気を付けたい手土産の選び方やマナーについてお話ししてきました。
お泊り会は子供たちにとって大切なワクワクする社会体験の1つ。
親がサポートすべき手土産などは、子供たちが互いに思いやりを持って人と関わることの大切さを知る機会にも。
手土産選びでは、相手の家庭の状況を考え、アレルギーや好み、保存のしやすさを考慮したものを選びましょう。
また、お泊り会でのマナーは、挨拶や時間を守ること、家のルールに従うことなど、基本的ながらも非常に重要なポイントを押さえておきたいものです。
子供たちがお互いの絆を深め、楽しく有意義な時間を過ごすために、私たち大人が最大限のサポートをしていきましょう。
また、他にも子供の成長に関わるさまざまなお役立ち情報がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。