星の観察は4年生の自由研究に!夏の大三角形の書き方や観察ポイント!

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星の観察は4年生の自由研究に!夏の大三角形の書き方や観察ポイント!
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星空を眺めるのは、美しさだけではなく、星の背後にある無限に続く科学への扉を開くことにあります。

星の観察は子供たちの宇宙に対する好奇心をかきたて、科学的な思考を育む絶好の機会

星座早見盤を手元に星座を探し、星座の形がみえたときの喜びは、嬉しくてなんとも言い難いもの。

しかし、どうやって子供たちに星の観察を教え体験させ、そして星座を見つけるワクワクを実感させてあげたら良いのか悩んでいる大人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、4年生の自由研究としても最適な

  • 夏の大三角形の観察ポイント
  • 夏の大三角形のレポートのまとめ方
  • 冬の大三角形との比較

について、解説します。

子供たちが宇宙という壮大な舞台に一歩踏み出すべく、夏の夜空を楽しめるサポートをして、一緒に楽しみましょう。

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目次

星の観察は4年生の自由研究におすすめ!

星空の観察は、子供たちにとって魅力的な自然の天体ショーの1つ。

4年生の自由研究に最適なテーマとして、「夏の大三角形」の観察があげられます。

サイエンスを学ぶと同時に、天体のワクワクな楽しみを感じる素晴らしい機会となっています。

夏の大三角形とは?

夏の大三角形は、夏の夜空で最も明るく見える3つの一等星ベガ(こと座)、デネブ(はくちょう座)、アルタイル(わし座)の3点を繋げたもの

いずれも一等星なので、夜空で簡単に見つけることができます。

ベガデネブアルタイル
視等級0.031.250.76
青白色青白色白色
特徴約25光年の距離。
こと座の最も明るい星。
七夕の織姫様
約2600光年の距離。
はくちょう座の最も明るい星で、超巨星。
約17光年の距離。
わし座の最も明るい星。
七夕の彦星様
高速自転により扁平な形状。

星の観察はなぜ4年生の自由研究に適しているのか?

教育面での価値

星の観察で、子供たちは宇宙の基本的な話を学ぶことになります。

例えば、星の名前星座の位置星の動きなど、天文学の基本が実感できます。

探求心を刺激

星を見て、さらにまつわる話を聞くと、自然と宇宙への好奇心がわいてきます。

子供たちは、なぜ星が動いて見えるのか、どうして夏に特定の星が見えるのかなど、多くのナゼナゼな疑問を自然と持ち始めます。

貴重な親子の時間

星空観察は親子の共通体験としても最適。

一緒に星を探したり、星座の話を共有したりすることで、親子の絆が深まります

夏の大三角形の自由研究の書き方ポイント!

4年生の学生が夏休みの自由研究でこのテーマを選ぶケースが多いです。

しかし、どのように観察し、その結果をどう記録するかが課題ですよね。

ここでは、夏の大三角形を自由研究にした場合のまとめ方について、ポイントを説明します。

観察の準備

まず、星空観察を成功させるには準備が大切。

晴れた夜を選び、市街地の明かりの影響が少ない、暗い場所を探しましょう。

また、双眼鏡星座図星座早見盤を用意すると、星々を見つけやすくなります。

星座早見盤は、スマホのアプリでもあるわ。

観察ポイント

夏の大三角形を構成する一等星は、ベガデネブアルタイルです。

これらの星はそれぞれ異なる星座の一等星で、夏の夜空では非常に見つけやすいです。

各星の位置関係を把握し、どのように位置や向きが変化するかを観察するといいわ。

観察の記録

観察期間中定期的に星の位置、明るさ、見え方詳細にノートに記録しましょう。

観察日時、天気、観察場所も忘れずに記入を。

後から観察結果を分析するときに役立つのよ。同じ場所・時間で観察記録をつけると変化がわかりやすいわ。

観察結果の分析

観察したデータをもとに、星々の動きや輝きの変化を分析してみましょう。

発見したこと湧いてきた疑問を書き、さらに知りたい事調べたい事をリストアップ。

結論と感想

自由研究の終わりには、必ず観察から得られた結論と感想についてまとめましょう。

星空の観察が「どのように役立ったか」「どんなことが分かったのか」「観察内容から考えられる事」「感想」などを、自身の言葉で表現することが大事です。

充実したレポートになること間違いなしよ。

星の観察、夏の大三角形を観察しよう!

目視による観察

まず、東の空を見上げて、明るさ際立つベガを探します。

ベガを見つけたら、その右下に向かって線を引いて、アルタイルを探し、さらにその線を三角形になるように引き続けてデネブを見つけましょう。

3つの星が大きな三角形を形成しているのが見えれば、それが夏の大三角形です。

夜空を全体的に眺めれば、眩しい星がしっかりと3つ浮かび上がってみえてくるわ。

星座早見盤を使った観察

星座早見盤は、星座を簡単に見つけるための便利なツールです。

星座早見盤に描かれているものは、夜空を描いているものであることをお忘れなく。

日付と時間の設定

日付と時間を設定する部分があります。

まずは観測時の日付と時間に合わせます。

多くの早見盤では、盤面の周囲に月日、その内側部分に時間が表示されているわ。

方位の調整

星座早見盤を使用する際は、北を向いて立ち、早見盤の北(N)を自分に向けます

そして、星座早見盤を見つつ、持ったまま一緒に天を仰ぎます。

イメージとしては、空をみながら、空と自分の目の間に星座早見盤をスッと入れる感じよ。星座早見盤は、空を描いているものだから、空と照らし合わせながら見ると、夜空と一致するわ。ナビなどをみるときは、地面や正面をみながらマップを見るでしょ?

星座を探す

星座早見盤を使って、空のどの部分にどの星座が見えるかを確認しましょう。

星座早見盤には多くの場合、主要な星座と名前が描かれているので、位置関係を参考にしながら空を見上げるとすぐわかります。

星座と星の特定

星座早見盤には、明るい星や惑星の位置も示されている場合もあるので、目的の星や星座を空で見つけやすくなっています。

星の観察、冬の大三角形と比較してみよう

冬の大三角形とは?

冬の大三角形は、シリウス(おおいぬ座)、ベテルギウス(オリオン座)、プロキオン(こいぬ座)の一等星が結ばれたもの

シリウスベテルギウスプロキオン
視等級-1.460.0〜1.3
(変光星)
0.34
白色〜青白色赤色白色
特徴地球から見える最も明るい星
おおいぬ座の主星。
約8.6光年の距離。
オリオン座の赤色超巨星。
将来的には超新星爆発を起こすと考えられる変光星。
こいぬ座の主星で、シリウスに次ぐ明るさを持つ
約11.4光年の距離。

冬の大三角形を構成する星も、非常に明るい星です。

同じ大三角形ですが、夏の大三角形とは異なる星座で構成されています。

見える時間や季節が異なるため、観察比較するには、長い期間を考慮にいれておいて。

夏の大三角形冬の大三角形
構成する星座と一等星ベガ(こと座)
デネブ(はくちょう座)
アルタイル(わし座)
シリウス(おおいぬ座)
ベテルギウス(オリオン座)
プロキオン(こいぬ座)
観察できる季節7月~9月12月~3月
観察できる時間帯夕方から深夜夕方から深夜

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、夏の大三角形の観察方法やその星や星座などについてお伝えしてきました。

星を見ることは、子供たちの想像力や好奇心をかき立てサイエンスへの興味を深めるまたとないチャンス。

観察を始めるには、まずは天気の良い夜を選び、場所を決めましょう。

観察する際は、ベガ、デネブ、アルタイルの位置を確認し、それぞれの星がどのように関連し合っているかをお子さんに説明してみてください。

星空の下、子供たちと一緒に夏の大三角形を見つけると、子供にとっては、楽しい記憶の1つとして根強く残ること間違いなし。

この夏はぜひ、新しい発見や興奮を経験する喜びを、お子様と一緒に味わって楽しんでくださいね。

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